弊社代表の大橋が、5月21日に名古屋で開催された「井桁会 総会」にて、オファーを頂戴し、講演を致しました。
当日は、井桁堂グループ企業様をはじめとした井桁会会員企業の取引先企業様を中心に、
リスキリング(学ぶこと)とDX(デジタルトランスフォーメーション)に関したテーマで講演を致しました。
タイトルは、「まったなし!中小企業の人的資本経営リスキリングとDXで“人財”価値を最大化せよ」です。
講演後は、参加者の皆様からは前向きなお言葉を頂戴し、
多くの方々が、リスキリングとDXへの関心を示しておられました。
今回は、以下のようなポイントを中心にお話いたしました。
- 日本企業の現状分析と今後の人口動態予測
・バブル崩壊以降の経済成長と賃金推移
・2030年には人手不足で100人企業あたり約10人のリソースが減少する見込み - リスキリングの必要性と企業文化の変革
・終身雇用が揺らぐ中での自社内IT人材育成の重要性
・リスキリングによる社員の自己価値向上と組織への帰属意識強化 - 中小企業におけるDX導入の課題と解決策
・IT予算が限られる中でのITツール選定のポイント
・社内にIT専門家がいなくても導入・運用が可能なノーコードツールの優位性 - kintoneを活用したノーコード開発のメリット
・低予算で自社業務に最適化したシステム構築が可能
・社内メンバー自身がアプリを編集・運用できるため、IT人材育成とDXを同時に実現
・運用開始後も継続的に改善できるため、変化する業務ニーズに柔軟に対応 - 人材開発助成金の紹介
・人材開発助成金の概要と活用メリット
・適用対象企業と支給要件 - 弊社の研修サービスの紹介
・kintone基本研修:kintoneにノーコード開発の入門から応用までを学び、実際の業務課題を解決できるスキルを習得
・生成AI基本研修:生成AIの基礎知識や活用方法を学び、業務効率化や新規サービス開発に役立てるスキルを習得
講演の最後には、大橋から「リスキリングもDXも最終的なゴールは意識改革です。学びと企業ニーズがアンマッチにならないよう、会社側が主導して社内研修を実施し、活躍できる環境と評価制度を整備することが鍵となります」と強調いたしました。
今回の総会を通じて、リスキリングとDXの必要性を再認識し、さらに前向きに取り組もうという機運が各企業様で高まっていることを実感しました。
日本政府や自治体も、補助金や助成金をはじめ多様なサポートを提供していますが、
企業側が自社の業務と人材育成をセットで考えなければ、本質的な成果にはつながりません。
今後も弊社では、kintoneをはじめとしたノーコードツールを活用し、リスキリングとDX推進の両輪を回す支援を続けてまいります。
具体的には、社内ワークショップの実施や、定期的な運用サポート、成果を可視化するダッシュボードの提供など、多角的な支援メニューをご用意しています。
本総会を主催された井桁会の関係者の皆さま、ご参加された企業の皆さまに心より感謝申し上げます。
これからも日本全国の企業様のDX推進と人材育成の一助となれるよう、全力でサポートしてまいります。