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水俣条約制定

11月15日

 
「ミナマタ」は世界語になっています。
恐るべき水銀の毒性を知らしめた忌まわしい名です。

その名前を冠した「水銀に関する水俣条約」が先月(2013年10月)、熊本で採択されました。
2度と悲劇を起こすまいとの願いから、日本が主導した脱水銀の国際条約です。
だが、その実効性となると、見通しは決して明るくありません。

水銀は揮発性が強く大気や水に広がりやすい性質を持ちます。
一方、電気をよく通し合金も作りやすく、電池、蛍光灯、体温計・血圧計など幅広く使われてきました。

日本では1960年代のピーク時は年間2000トン超が使われていたが、リサイクルが進み、
水銀を使わない技術も開発されていまは10トン程度と激減されました。

 「水俣条約」は水銀の生産、使用、貿易、処分までを規制する条約です。

 「水俣条約」は水銀の生産、使用、貿易、処分までを規制します。ただ、規制は現状は緩く、金の採掘は禁止されません。
住民の健康管理は「奨励」です。新規開発は禁止ですが、既存鉱山の生産は条約発効から15年可能となっています。
多くの国に参加を呼びかけるためで、140の国が参加しました。

条約の発効は早ければ3年後。
日本が求められるのはリーダーシップと輸出の削減、安全管理となります。
日本も足元が問われている。なにしろ有数の輸出国なのです。

電池や蛍光灯から水銀を取り出すリサイクルは自治体・事業者が費用を払い、
リサイクル工場は大半を輸出して、その売り上げで処理費を低くしています。

その結果、近年の輸出量は増えている傾向にあります。

環境省が注目しているのが京都大学の研究です。
特殊装置で液体水銀を毒性の低い粉末の硫化水銀に変える。

これだと、水銀含有を監視できる管理型処分場に持ち込める可能性があります。

この条約によって、地球や人々がよりよい生活環境につながっていくことを期待します。
私たちの身の回りでもいい変化が起きるといいですね!!