台風がまた接近していますが、皆様 備えは万全でしょうか?
「安売りするな、価値を売れ」これはちょっと前に流行った本のタイトルです。
確かに安売りしたらいくら頑張っても儲かりません。価値に応じて対価をしっかりともらえる。
そんな戦略を行う方が、良いに決まっています。
ただ、「価値を売る」ことこそが善と盲信しすぎて、最初から「価値」を売って「ブランド商売」に走ろうとすることは疑問を感じます。
エルメスやロレックスの販売を目指すならアリかも知れません。
しかし、無名の事業者が自分で「凄い、凄い」と宣伝をしても、そう簡単に「ブランド力」というのは作れるものではありません。
最初から「ブランドになる」ことを目指すのは、心意気としてはいいことだと思います。
ただし気合いが入りすぎていると単なる勘違い、空回りに終わるだけのことが実際は多いそうです。
なので、「価値を売る」という表現よりも、「驚きを与える」という表現の方が良いのいではと思います。
結局のところ、商売はどんな事業であっても、お客さんに対して「驚き」
言い方を変えれば「サプライズ」。ただ「ビックリさせる」という意味ではありません。
「期待を越えたサービスの提供」という意味です。
・他のお店では真似できない低価格で良い商品を提供する。
・同じ値段でもサービスや顧客対応が段違いに良い。
「え、ここまでしてくれるの?」と、お客さんの期待を良い意味で裏切ることで、
「驚きを与える」という意味です。
つまり、値段が安くても高くても、
事業者が行うことは顧客に対して「払った金額以上の感動を与えること=驚きを与えること」です。
それができれば安売りだろうと、高めの料金設定であろうと、いずれにしても顧客の支持を得て商売は成功すると思います。
そう考えると、世の中の商売には安売りもブランドもない、ということになります。
どちらも商売のやり方としてはアリなわけで、
「驚き」を与え続けることができれば、安売りでもブランドでも商売は成功すると思います。
安売りで失敗するのは「ただ値段を安くする」ことに、一生懸命になっているからだと思うのです。
値段以上の感動を与えなければならないのに、「値段だけ安ければいい」と思って価格設定をすると・・・
顧客に満足感を与えられず失敗することもあります。
弊社では、これからも「驚きと感動と満足を顧客に与え続けられる」よう努力していきます。
そのためにも「相手を喜ばせようとする心」と「継続力」を社員一丸となって、磨いていきたいと思います!!
皆様にお会いできる日を楽しみにしております!!