こんにちは
前回に続き、
営業、「ハッ」とさせられた機会について。
1,000円ゲームという本の内容でした。
あるセミナー、講演会で隣の人と二人一組にで向き合い、
どちらかが財布から千円札を取り出す。
取り出したらそれを二人の見えるところへ置いておく。
その千円札を貰えるかどうかを競うゲームです。
千円札を出していない一方の人は、
どんな話をしても良いからその千円を貰う。
寄付金集めをしたり、お情けにすがったり、嘘をついたり、
業界特有のギブ&テイクを申し出たり、
借金や両替をすると言って千円を受け取ってはダメ。
あくまで、千円を貰えるような、千円以上の価値のある情報を提供して、千円札を手に入れるように。
千円札を出した人は、価値の無い話だと思ったら、断ってよい。
制限時間は5分間。一度お試しください。
このロールプレイをトレーニングとして導入するとどうなるか。
営業のスキル、テクニックが向上するなど、
期待できる効果があるのではないかと予想される方もいらっしゃるでしょう。
このロールプレイを部下に実際にやらせていみようと検討する上司、
自分の営業に満足していない営業マンの方々は、
どのように相手から千円を貰おうか、
どれくらい営業スキルが磨かれるだろうかと考えると思います。
総体的な営業成績は上がるでしょう。
ただ、これだけのことならば「ハッ」とはしません。
…では、続きは次回。