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リーダーの覚悟

1月9日

こんにちは

 

冬ですね。

日も短く、6時にはもう真っ暗です。

 

会社の先行きが不安、お先真っ暗、

大きな壁にぶち当たり窮地に陥った時こそ、会社のリーダーの素質が問われます。

 

吉田秀雄氏 (元電通社長)

彼が(株)電通の4代目社長に就任したのは1947年、43歳。

吉田氏は戦後の混乱の中で資金繰りに追われる一方、

どの社員よりも1時間早く出社して朝8時から会議を開き、

夜は8~9時まで精力的に働いた。

そうやって戦争で疲弊した電通の再建に努める一方で、

商業放送の実施促進に全力を傾けた。

 

45年に財政界の大物が民衆放送株式会社を設立し、

広告界からは電通常務だった吉田氏が参加した。

だが、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)が指定する関係者が公職につけなくなる公職追放令によって、

多くの中心人物が去ってしまう。

吉田氏が否応なしに責任を負う事となってしまった。

電通の再建だけでも大変であり、民衆放送の責任まで背負った吉田氏は社員にこう言った。

 

「これから始まる民間放送の仕事は、ちょっとやそっとのことではない大事業である。

命がけの仕事である。諸君のうち半数は死ぬであろう。

しかし命を懸けても、それだけの価値ある仕事である。

新しい仕事を創り上げる事は、まことに難しい。難しいからこそ意味がある。

幸いにして生き残った諸君は、先駆者としての栄誉を担うであろう。

願わくば諸君、生き残って先駆者となりたまえ。」

 

並々ならぬ決意がうかがわれる言葉。

そのかいあって50年には国会で放送法案が審議され、

51年、名古屋の中部日本放送、大阪の新日本放送などが開局。

各地にも相次いでローカル局が誕生し、吉田氏は10近い局で役員に加わっている。

吉田氏が有名な「鬼十則」を執筆、全社員に配布したのは、

心血を注いだ商業放送に目鼻がついてきた51年。

そんな目で見ると、鬼十則の内容の数々が、

社員にという前に自分自身に言い聞かせている言葉として聞こえてくる。

 

1、仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない

2、仕事とは、先手先手と働きかけていく事で、受け身でやるものではない

3、大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする

4、難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある

5、取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは…

 

自ら先頭に立ち、猛烈に働くことで人を動かし、人を育てる。

吉田氏はそういうタイプのリーダーであったということです。

 

現在ではモンスター級の大手企業となっていますが、

社員みなで命がけで壁を乗り越えてきたからこその今。

 

なかなか好業績を残せなかった2007年以降、

2014年にて売り上げ、当期純利益ともにグッと巻き返しました。

 

過去も現在もカリスマ性を持ったリーダーと、

それについていく従業員たちの覚悟によって

より大きな企業へと進化してる電通さんです。