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IT人材 と ITスキル

12月10日

こ ん ば ん わ

 

みなさんの周りにパソコンに非常に詳しい方はいらっしゃいませんか?

SEでもないのに何故?それで商売できるのでは?

と、感心してしまうほど詳しい。

 

ではどれくらいのレベルなのかと言われても、それは分からない…

 

近年はIT業界の成長が著しく、

急成長、拡大をしていく企業が続々と出てきています。

 

2015年問題として取り上げられているのが、

IT人材の量的不足。

しかし、実際深刻とされているのが量ではなく質的不足。

 

質の問題を解消するには、自社のIT人材の育成体系を構築・実践する必要がありますね。

ITスキル標準(ITSS:IT Skill Standard)は、IT人材育成の体系を構築するための基盤として活用されてきました。

既に27%以上の企業で活用されていて、従業員が1,001名以上の大企業では82%以上の企業で活用されています。

 

ITSS導入の目的として主に2つ

1、自社IT人材における業界のスキルレベルの把握

2、IT人材育成体系の構築や仕組みづくり

 

IT企業の多くはソフトウェアを中心としたサービス産業であるため、

製造業などとは異なり、従業員の質や量に大きく事業が左右されてしまいます。

そのため、自社戦力であるIT人材のスキルレベルを業界標準に合わせて把握するのは、経営戦略を立案する上で非常に重要な事です。

 

人材育成の体系の構築や仕組みづくりは、

独自のITサービスを提供している場合、ITSSにはない職種を定義してレベル分けをする必要があります。

また、ITSSの中で特定の職種・1つのレベルのサービスしか行っていない場合には、レベルの細分化をしないと人材育成に活用できないので、

ITSSを自社用にカスタマイズする必要があります。

 

2つの導入目的を同時に実現するには、

ITSSのフレームワークを残したまま、独自の職種の追加・レベルの細分化を行う必要があり、

導入が困難な状況となっています。

調査内容でも、ITSS活用における課題のトップに「ITスキル標準が自社の業務内容と合わない」という理由が挙げられています。

業界標準として組み込み技術者向けの組み込みスキル標準(ETSS:Embedded Technology Skill Standards)もありますが、

いずれも業界の変化に合わせて必要な人材も変わるため、職種やレベルの定義といったキャリアの基準は絶えず見直していく必要があるのです。

 

ITSSを既に導入している企業は、自社構築したITSSベースのIT人材育成体系と制度を改訂していく場合、

IPA(Information-technology Promotion Agency, Japan)【独立行政法人情報処理推進機構】などが提供する

タスク、スキル定義を参考に改訂するか、作り直すことになります。

 

一方、ITSSをまだ導入していないのであれば、IPAなどが提供するタスク、スキル定義を参考に構築すればよいでしょう。

IT人材育成体系の構築と仕組み作りは少なくとも達成できることとなります。

しかし、スキルレベル把握ができるかどうかは疑問となってしまいます。

ITSSのような職種ごとに細かなレベル定義をしているものがないため、レベル判定が各社で異なる場合が多いためです。

 

自社従業員の業界でのスキルレベル把握は、情報処理技術者試験に頼らざるをえなくなってしまいますが、

情報処理技術者試験では知識のみの判定のため、ITSSで行っていたスキル(実務能力)の判定ができなくなってしまいます。

各企業はIT人材の質的不足を解消するため、十分に今後について検討する必要がありそうだという事です。

 

企業の成長が先走り、地盤が固まっていないのが現状。

各社悩みはあると思われます。

人材は財産。

どう育て、どう評価していくかは非常に大切なこと。

弊社でも今から検討していくべきことなのかもしれません。