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テスラ 特許開放

7月17日

皆さんこんばんは。
季節はすっかり夏ですね。

今日は次世代の車メーカであり、注目を浴びている
車メーカについてですが、

先月、電気自動車(EV)メーカーのテスラモーターズが、保有する特許
のすべてを開放することを発表しました。CEOのイーロン・マスク氏
は、決断に至った理由を次のように述べています。

「テスラモーターズは、持続可能な輸送手段の実現を早めるために設
立された会社であり、特許はその目的を阻害する。」
「EVの生産台数は未だに業界全体の1%未満に過ぎず、テスラだけでは気候変動を食い止
めるのに間に合わない。」
大手競合から身を守るために特許を取得したが、真の競合は他社EVではなく、
世界中で日々生産され続ける膨大な数のガソリン車だと気付いた。」

全特許の開放という異例の事態に株価の下落が懸念されましたが、
予上昇。同社充電システムの業界標準化が真の狙いかとも囁かれましたが、
概ね”良い行い”によるブランド価値向上を期待して市場は好反応を示しました。

テスラが成功したからといって、一般の企業がこの大胆な試みを真似
することは難しいでしょうし、必ずしも特許開放が成功するわけでもあ
りません。

2009年のダボス会議でも、持続可能性に関する価値ある技術は共有
されるべきという概念が提唱され、翌年ナイキやヤフーなど異業種9社
が知的財産を共有するウエブ・プラットフォーム「グリーン・エクスチ
ェンジ」を設立しました。ナイキは、靴底に使用する環境配慮型ゴムの
製法など400もの特許を会員向けに開放し、他社に参画を促しました
が、賛同する企業は増えず、残念ながらこの試みは立ち消え、失敗に終
わりました。

このふたつの事例から、何が読み取れるでしょうか。

どれだけ優れた技術を持つ企業でも一社だけでは社会を変えられな
ということ、むしろ一企業の秘密保持が地球環境全体の損失に繋がる可
能性があること、にも関わらず、企業は情報開示に抵抗があること、一
方で、市場や消費者はその重要性を認識し、支持という形で行動を起こ
し始めていること、ではないでしょうか。

社会は所有から共有へと変化しています。企業が抗ってもこの流れを
止めることはできないでしょう。モノも情報も共有するオープンな社会
になるにつれ、企業も透明性が求められています。

 

共有化における情報化社会の波は大きな市場の変革をも
もたらすと感じました。

 

テスラ社の車は個人的にも好きなので、
環境にも優しいとされているEV車が世の中に多くなっていけばと思います。
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