皆さんこんばんは。
ちらほらと梅の花が開花しはじめましたね。
やはり日本の四季というものは非常に素晴らしいです。
さて、今日は、みなさんがお持ちの相棒スマートフォン
が生活にもたらすGOODな情報です。
アベノミクスが始まってから、クレジットカードの利用額が増加傾向にあります。
2011年10月には2兆6688億円だった利用額が、
2012年10月には2兆8677億円、2013年10月には3兆1698億円と、
2年間で約19%も増えており、全体的に見ても増加傾向にあります。
今、「日本のクレジットカード業界に大きな変化が起こる可能性を秘めている」と言われているのが、
スマートフォンやタブレット端末で手軽に
クレジットカード決済ができるサービス「SQUARE(スクエア)」の日本上陸です。
日本ではまだ実際に『SQUARE』を利用している店舗は少ないですが、米国ではすでに普及し始めていて、
取扱高が1兆5000億円にも達しているようです。
米国では、すでに街中の売店や屋台のホットドッグ店など、多くの場所で利用されています。
「SQUARE(スクエア)」とは、スマートフォンに専用アプリをインストールし、
イヤホンジャックに「SQUAREリーダー(読み取り機)」をつけて、
クレジットカード決済を可能にするサービスです。
2009年に米国でサービスを開始して以来、すでに加盟店は400万店舗を超え、
日本でも2013年にサービスを開始。
すでにユニクロの一部店舗で導入されているほか、ローソンや「Amazon」で「SQUAREリーダー」の販売も開始されています。
実はこれまで、クレジットカード決済をするための端末を店舗に導入するには、
厳しい審査や導入コストが必要でした。
しかし、「SQUARE」を利用するための審査は簡単で、
しかも導入コストや決済手数料も従来より大幅に安くなることから、
これまではクレジットカード決済が難しかった小規模な店舗でも
クレジットカードの利用が可能になる可能性を秘めているのです。
日本は米国などと比べて「クレジットカード利用額」はまだまだ少ないですが、
「SQUARE」の上陸により、クレジットカードを利用できるシーンが拡大すれば、
利用額は大幅に増えると考えられます。
さらに、『SQUARE』では店舗側の利用手数料が3.25%(米国は2.75%)と、
従来の利用手数料よりも安いうえに、導入も非常に簡単です。
小さなリーダーを無料でもらったり、もしくは買って、アプリをインストールし、
メールアドレスを登録するだけで、すぐに使えるようになります。
導入が簡単だからといってセキュリティが甘いわけでもなく、
不自然な取引は厳しくチェックする『不正検知システム』がすごく進んでいます。
日本では三井住友カードと提携して、導入店舗を増やしていく方向なので、
今後は小規模な店舗でもカード決済が可能になってくると思われます。
「SQUARE」が本格的に普及し始める2014年は、日本でのクレジットカード利用金額が
大幅に増加する契機となるかもしれません。
そうなれば、クレジットカードはこれまで以上に生活に欠かせないツールとなり、
クレジットカードの選び方もより重要となってくるに違いないと思います。
やはり世の中から実質的な物体が消えていく傾向はマネー業界も一緒ですね。
ただし、傾向的に、クレジットカードが普及すると現金で購入する場合
よりも購入頻度があがるという結果が出ていますので、使いすぎには要注意ですね。